30代勤務医の人生変革PROJECT!!〜Choose Life! Do Something! All Is Well!〜

大学病院勤務六年目で医局の実態をつかみ、一般病院勤務となった後の生活をざっくばらんに書きます!🖋

医局という閉鎖空間を脱出して思うことは? 医局入局のメリット

どうも、今年で医局を退職し某病院で勤務医として働き自分の時間を手に入れたDr chainemです(^^)

 

前回、大学の医局のデメリット部分をさらっと書きましたが

今回はメリットを書きたいと思います。

自分もそう思って入局しましたし、大学での貴重な経験を大きかったです。

 

  1. アカデミックに学べる ➡やはり大学病院はカンファレンスや学会、論文発表をする機会が公立病院や市中病院に比べて多いと思います❕ カンファレンスは教授や上司から指摘されたまには炎上するので、本当面倒くさいですが、そのおかげで経験論(誰かが言っていたから)ではなくpubmedやup to dateを調べて、且つ 炎上しないように話術を学んだと思います。                           学会発表も同様です。深夜近くまで残って準備をして予演会で炎上しないように(最初のうちは必ずしますが💦)してました。               論文も6年間所属して英語論文10個書きました。最後の方は自分で最初から最後まで書けるようになりましたが、医局に入ったら論文を書けるというのは大間違いなので、こちらに関しては別の記事で詳しく書きたいと思います。
  2. 手技が少ない❓ ➡これは医局によりかもしれません。確かに市中病院に比べれば少ないかもです。なので派遣という制度があるのだと思います。私は、それなりに手技はできたので満足はしてます。
  3. バックアップがある。➡多分、入局している大半の人は、心のどこかで医局に入ればひとまず安心と思っていると思います。大学病院という看板は、正直でかいです。なぜかわからないですけど他の医療機関からの信頼があります(最先端の医療をしているというイメージがあるのでしょうか?)。何か(医療事故など)あったらバックアップがあり安心と思うところも入局する時に思っているかもしれません。
  4. 稀な疾患を診ることができる。➡この経験は医者の人生で大きかったです。難病指定されているような疾患は稀なケースが多く人口の数%だったりするのですが、大学病院にはそのような症例が紹介されます。そのため、これ本当に稀?と思うほどたくさん経験をすることができました。そして症例に困ることはないため、専門医の必要な症例も難なく取集められます。
  5. 医学博士を取得する。➡市中病院ではとれないものです。自分もこれを目指してました。しかしあと1年でとれるかとれないかというところで退職しました。これに関してはとってないので何かコメントをすると負け惜しみになってしまうので控えますが、基本的には英語論文をpublishする必要があります(医局によってはimpact factor何点以上の雑誌とかの条件があります)。また、英語の試験(TOEIC)を受けて、そこから教授の認可が下りれば博士論文を提出し審査が通れば医学博士を取得できます。これは各大学ごとの博士号となります。(なので中にはかなり緩い基準で医学博士をとれるところもあります💦)

こんなところです。                           

 

 

しかし、1,3に関しては、今思えばそうとも限らないです。

そして医局に入ると、退職するのがかなり大変です💦

それぞれ別の記事で書こうと思います。

 

・大学医局にいれば本当に論文を書けるって本当❓

・医局を退職する時は覚悟せよ❕