医局という閉鎖空間を脱出して思うことは?
はじめまして、医局という柵から解放され、充実した医師としての勤務や今までになかったプライベートな時間を過ごしていますDr.chainemと申します❕
つい数か月前まで大学病院の医局に所属しておりました。
医局って何なの❓と思われると思いますが、簡単に言うと部署みたいなものですかね。。。
近年では、大学病院の医局には入局せずに個人病院や市中や公立病院に入職される医師が多く、大学の医局に所属しない人が増えてきており、大学病院の医師不足がニュースなっていました。
何故大学に所属しないのか❓
それは私個人の意見としては以下を考えてます。
- 給料が安い❕ ➡実際に安いです。私立大学の病院だと無給のこともあります。どうしているかというと生活費を稼ぐためにバイト(外勤)をします。バイトで多いのが、当直バイトになるのですが、当直バイトをしても翌日は休みになりません! (自分の院内の当直をしても翌日は通常勤務です。)当直と言ってもま寝ているだけいい”寝当直”もありますが、やはり翌日には少なからず疲労が残っています。私も最初の2-3年は3日連続当直をしたことがありましたが、33歳頃から1回当直するだけ翌日・翌々日まで疲労が抜けなくなりました😢
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雑務が多い❕ ➡本当に多いです。雑務というのは直接診療に関係がないことです。通常勤務が終わった後に書類関係(本当は事務などがやるようなこと)をやるには結構疲れます。
- 融通が利かない❕ ➡あまり詳細は書けませんが、臨機応変に各部署が対応できません。大学病院は頭でっかちな人が多く新しいことや型の通りでないことを嫌がります。
- Top down ➡これは医局によるかもしれませんが、自分の医局は教授の言うことに逆らえません。意見を少しでも言えば、数カ月は嫌がらせを受けます(また今度医局をどうやって辞めたか書きますのでまたそこで!)
他にも色々とあるのですが、要はブラック企業です。。。みんな献身的に患者の身体を治療していますが、その反面自分の健康を害しています。「働き方改革」後もほとんど変わっていません(自分が所属していた時ですが)。
では何でみんなそんな医局に所属するのか❓
次へ。。。(大学の医局に入局するメリット)