30代勤務医の人生変革PROJECT!!〜Choose Life! Do Something! All Is Well!〜

大学病院勤務六年目で医局の実態をつかみ、一般病院勤務となった後の生活をざっくばらんに書きます!🖋

大学の医局にいれば論文を書けるって本当❓

どうも、勤務医のDr. chainemと申します。

今回は、大学病院に所属していると避けては通れないアカデミックなことについてです。

その中でも、昇進するのに必要な英語論文についてです。

「大学にいれば論文を上司が手伝ってくれる、もしくはほとんど書いてくれてfirst authorを自分にしてくれるんじゃん?」

←これは自分が医局に入るときに思っていたことです。

 

結果は

医局にいるからといって論文が書けるようになりません❕

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上記の表からも他国は論文数が増加しているのに日本は増加していません!

以前に年齢別の英語論文を何個書いたことがあるかについてのアンケート(今回探しきれませんでした💦)で30代の医師の英語論文数はいいところ1-2個です。

これからも医局にいても日々の仕事に忙殺され、本当に論文を書きたいと思わない限り書けません❕他力本願で英語論文をアクセプトするのは考えが甘いです❕(昔の自分に言いたい)

 

 

自分は8年間所属し英語論文は10個程度書きました。(ケースレポートも含みますが)

まずは英語論文を書けるようになるには良き指導者に巡り合えるかだと思います。

なので大学病院でなくても論文を書き続けている先生の下について、情熱があれば書けるようになると思います。

 

実際、大学院生で博士論文のために英語論文を書いてそれ以降書かない人は多いと思います。

 

なので、英語論文を書けるようになりたいのであれば、本当に英語論文を書いているのか(英訳を委託していないか)、論文を書き続けているかなどを考慮して就職先を検討した方がいいと思います。